バビロンのキャリアブログ

人事採用担当の目線から、働き方・転職・生活に役立つ情報を発信していきます。

新卒1年目で仕事辞めたい?辞めるべきサインと20代の転職戦略

「入社してまだ数ヶ月だけど、もう限界…」「新卒1年目で辞めるなんて甘えかな?」毎日そんな悩みを抱えながら満員電車に揺られているあなた。結論から言おう。新卒1年目で仕事を辞めるのは、決して「人生の終わり」ではないし、取り返しがつかないような大罪でもない。むしろ、合わない環境でズルズルと時間とメンタルをすり減らすくらいなら、さっさと「第二新卒」という最強のカードを切って環境を変えるべきだ。この記事では、新卒1年目で辞めたいと感じるリアルな原因から、本当に辞めるべき危険信号、そして失敗しない転職戦略まで、綺麗事抜きで徹底的に解説していく。自分のキャリアと人生を守りたいなら、最後まで読んでほしい。

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新卒1年目で「仕事辞めたい」と感じる本当の原因

まず大前提として、新卒1年目で「仕事辞めたい」と思うのは、あなただけじゃない。むしろ、1年目で一度も辞めたいと思わなかった人間のほうが少数派なんじゃないかと思うレベルだ。初めての社会人生活で壁にぶつかるのは当たり前だ。じゃあ、なんでそこまで思い詰めてしまうのか。原因は大きく分けて以下のポイントに集約される。

1. 入社前後の強烈なギャップ

人事の「うちは風通しが良くて、挑戦を後押しする社風です」「若手からどんどん裁量権を与えますよ」というキラキラした言葉を真に受けて入社した結果、待っていたのは軍隊のようなトップダウンと、意味不明な社内政治。あるいは、「企画やマーケティングができる」と言われて入ったのに、1年間ひたすらテレアポと飛び込み営業、あるいはエクセルへのコピペ作業しかさせてもらえない。この「言ってたことと全然違うじゃねーか」という強烈なギャップは、新入社員のモチベーションを根こそぎ奪っていく。はっきり言って、日本の企業の採用活動におけるアピールは半分くらい盛っていると思ったほうがいい。その嘘に気づいた時、絶望して辞めたくなるのは極めて真っ当な感情だ。

2. 終わっている人間関係とパワハラ上司

職場の人間関係は、完全に「ガチャ」だ。そして悲しいことに、ハズレを引く確率はそこそこ高い。「分からなかったら何でも質問してね」と言うくせにいざ質問すると「それくらい自分で考えろ、前に言ったよね?」と理不尽にキレる上司。自分の機嫌によって言うことがコロコロ変わる先輩。派閥争いに巻き込もうとするお局様。こんな環境で毎日8時間以上、人生の貴重な時間を過ごすのは、控えめに言って地獄だ。人間関係のストレスは、仕事内容のキツさとは全く別次元で人間の心を壊していく。「怒られるのは自分が無能だからだ…」と自分を責め始めたら、かなり危険なサインだ。相手のマネジメント能力が欠如しているだけなのに、あなたが責任を負う必要はない。

3. 労働環境がシンプルにブラック

「みなし残業代を含んでるから」と毎月80時間を超えるサービス残業を強要される。休日は上司からのLINEやチャットツールが鳴り止まない。有給取得?なにそれ美味しいの?という状態。労働基準法という概念がそもそも存在しないかのような、昭和の価値観が未だに蔓延っている企業は、残念ながら令和の現代にも山ほどある。こんな環境に「新卒だから下積みとして」という理由で耐える必要は1ミリもない。あなたの若さと体力は、そんな悪質な会社に安く搾取されるためにあるんじゃない。健康を害する前に脱出するのが最優先だ。

4. 仕事への適性が絶望的にない

これは会社が悪いというよりも、単なるミスマッチの問題だ。人と話すのが致命的に苦手でストレスを感じるのにゴリゴリの新規開拓営業に配属されたり、細かい数字のチェックが苦手なのに経理や法務に配属されたり。適性がない仕事を続けるのは、右利きの人が左手でずっと字を書き続けるようなものだ。ストレスは限界まで溜まるし、努力しても成果は出ないし、自己肯定感は地の底まで落ちていく。「努力が足りない」「甘えだ」と根性論で片付けようとする老害がいるが、仕事における向き不向きは絶対にある。それに早い段階で気づけたのは、ある意味1年目の大きな収穫だと言える。

5. 会社の将来性に対する不安

入社して内部の事情が見えてくると、「この会社、ヤバいんじゃないか?」と直感的に気づく瞬間がある。主力商品が全く売れておらず斜陽産業であったり、優秀な先輩から順番に次々と辞めていったり、経営陣が現場の悲鳴を無視して精神論ばかり掲げていたり。タイタニック号が沈みかけているのに、下っ端の乗組員として必死に水を掻き出し続ける意味はあるだろうか?沈みゆく船からは一刻も早くボートで脱出するのが正解だ。

「とりあえず3年」は完全にオワコンである理由

親や上司に相談すると、判を押したように「仕事はとりあえず3年続けなさい」と言われるだろう。耳にタコができるほど聞いた言葉かもしれないが、結論から言うと、この言葉は現代の転職市場においては完全にオワコン、もはや思考停止の呪いの言葉でしかない。なぜ「とりあえず3年」が嘘なのか、その残酷な真実を解説しよう。

「第二新卒」という超絶有利なカードの存在

今、転職市場で最も熱いターゲットの一つが「第二新卒」だ。一般的に学校を卒業して3年以内の求職者を指すが、企業側からすると「最低限のビジネスマナーは身についているから新人研修のコストが省ける」「前職の企業文化にまだ染まりきっていないから、自社のカラーに教育しやすい」「なにより若くてポテンシャルがある」という、まさに喉から手が出るほど欲しい人材なのだ。
1年未満での離職は確かに「短期離職」というネガティブな側面はあるものの、それを補って余りあるのが「若さ」という圧倒的ポテンシャルだ。23歳・24歳で未経験の業界に飛び込むのと、我慢して27歳・28歳になってから飛び込むのでは、企業側が許容するハードルの高さが全く違う。時間を無駄にして3年耐え、市場価値の低い人材になるくらいなら、1年で早々に損切りして第二新卒として優良企業に潜り込む方が、圧倒的に賢く合理的な戦略だ。

ブラック企業で過ごす3年は「キャリアの空白」と同義

もしあなたの会社が、専門的なスキルも身につかず、ただ理不尽な業務に耐えるだけのブラック企業だった場合、そこで歯を食いしばって3年耐えたところで一体何が残るのか?残るのは「理不尽に耐える謎の忍耐力」と「完全にボロボロになったメンタル」だけだ。転職市場で高く評価されるような専門スキルや実績、マネジメント経験など、何も積み上がっていない。そんな無意味な環境で「とりあえず3年」を真に受けて人生の貴重な時間をドブに捨てるのは、自分のキャリアに対する最大の裏切り行為だと言っても過言ではない。

新卒1年目で「即辞めるべきサイン」と「踏みとどまるべきサイン」

とはいえ、何でもかんでもすぐ辞めればいいと無責任に煽るつもりはない。感情的になって勢いで辞めて後悔しないために、冷静に状況を見極める必要がある。

即座に辞める(逃げる)べきサイン

以下の症状が出ている場合は、自分の今後のキャリアがどうとか言っている場合じゃない。即座に退職、もしくは休職の準備を進めてほしい。
・日曜日の夜(サザエさん症候群)になると涙が出てくる、吐き気がする、動悸が止まらない
・朝、布団から起き上がれず、会社に行くのが物理的・精神的に困難
・残業代未払いやサービス残業の強要、パワハラ・セクハラが常態化している明らかな違法環境
・「自分なんか生きていても仕方ない」「消えてしまいたい」と強い自責の念に駆られている
これらは心と体が悲鳴を上げている、明確なSOSだ。仕事なんて星の数ほどあるし、いつでもやり直せるが、あなたの心と体は一つしかないし、一度壊れたら完全に元に戻すのは至難の業だ。壊れてからでは遅いんだ。

一度立ち止まって考えるべきサイン

一方で、以下のような理由なら、少し踏みとどまって改善策を考えた方がいいかもしれない。
・「仕事がなかなか覚えられなくて辛い」(1年目はできなくて当たり前だ。誰もが通る道であり、時間が解決する)
・「なんとなく仕事に飽きた、もっと華やかでクリエイティブな仕事がしたい」(隣の芝生が青く見えているだけの、いわゆる青い鳥症候群の可能性大)
・「一度だけ上司に厳しくミスを怒られた」(理不尽でない、業務上の正当な指導なら、それは成長の糧になる)
こういう場合は、辞める前に「今の環境で解決できる方法はないか」「部署異動で解決しないか」を一度真剣に模索してみることをおすすめする。

新卒1年目の転職を絶対に成功させるための鉄則

いざ辞める決意を固めたとしても、無計画に上司に辞表を叩きつけるのは愚の骨頂だ。1年目の転職(第二新卒での転職)を成功させ、次こそホワイトな環境を手に入れるためには、絶対に守るべき鉄則がある。

1. 次が決まるまで絶対に辞めるな(在職中転職の徹底)

心身に限界が来ていてドクターストップがかかっている場合は別だが、そうでない限りは絶対に「今の会社で働きながら」転職活動を進めること。怒りに任せて先に退職して無職になってしまうと、収入が途絶える焦りから判断力が鈍り、「とりあえず早く内定が出たところ」に飛びついてしまい、再び似たようなブラック企業を引き当てるという地獄のループに陥る可能性が極めて高い。精神的な余裕を持ち、企業を冷静に見極めるためにも、在職中の転職活動はマストだ。

2. 退職理由は「ポジティブ」に変換しろ

面接で「前職は人間関係が最悪で、残業も多くて、上司がクソで…」と愚痴を垂れ流すのは絶対にNGだ。面接官は「それならうちに入っても、少し嫌なことがあったらすぐ辞めるのでは?」と思い、一発アウトになる。本音はドロドロのネガティブでもいい。だが、面接の場では「前職では〇〇という限界があった。だからこそ、御社で△△という新しい挑戦をし、長期的に貢献していきたい」という前向きなストーリーに綺麗に変換して伝えるスキルが求められる。これが第二新卒転職の最大の関門と言える。

3. 若手特化の転職エージェントを使い倒す

新卒1年目の転職で、リクナビNEXTやマイナビ転職といった巨大な転職サイトから自力で応募したり、ハイクラス層向けのビズリーチに背伸びして登録したりするのは完全な戦略ミスだ。前者は大量採用のブラック企業の求人が紛れ込んでいる確率が高く、後者はそもそもキャリア不足で相手にされない。あなたが使うべきは「20代・第二新卒」に特化した転職エージェント一択だ。彼らは短期離職者のサポートに慣れきっており、書類の書き方からポジティブな退職理由の作り方、面接の模擬練習まで、徹底的に伴走してくれる。

新卒1年目・第二新卒に絶対おすすめの転職エージェント

ここからは、新卒1年目で早期退職を考えているあなたに、マジでおすすめできるエージェントを厳選して紹介する。自分一人で抱え込まず、プロの力を借りるのが最も確実で手っ取り早い。両方とも完全無料で使えるから、とりあえず登録してキャリア面談だけでも受けてみるべきだ。

第二新卒エージェントneo

ネオキャリアが運営する、20代・第二新卒・フリーターに特化した転職エージェントだ。ここの最大の強みは、なんといっても「サポートの圧倒的な手厚さ」にある。新卒1年目で辞めたとなると、一番不安なのは「自分にアピールできるスキルや実績なんて何もない」ということだろう。しかし、第二新卒エージェントneoの専任キャリアアドバイザーは、初回に平均2時間という超長時間の面談を行い、あなたの過去の経験や学生時代の経験から、無理やりでもアピールできる強みを発掘してくれる。履歴書や職務経歴書の添削はもちろん、企業ごとの面接対策までマンツーマンでゴリゴリにやってくれるから、面接に自信がない人や、何を話せばいいか分からない人にとってはこれ以上ない頼もしい味方になるはずだ。さらに、ブラック企業を徹底的に排除する厳しい基準を設けており、紹介される求人は事前に担当者が直接訪問して労働環境や職場の雰囲気をしっかり確認している企業ばかり。初めての転職で「またブラック企業だったらどうしよう」と怯えているなら、まずはここに頼るのが間違いなく正解だ。

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UZUZ

UZUZ(ウズウズ)も、第二新卒や既卒の就業サポートにおいて非常に評価が高いエージェントだ。ここの最大の特徴は、キャリアカウンセラー自身が「第二新卒」や「既卒」の経験者であることが多いという点にある。つまり、新卒1年目で辞めて不安で押しつぶされそうになっているあなたのリアルな気持ちや挫折感を、誰よりも深く理解し、共感してくれる「人生の先輩」なのだ。だからこそ、上から目線の説教や型にハマったアドバイスなんてされないし、親身になってキャリアの軌道修正を二人三脚で手伝ってくれる。UZUZもブラック企業の排除には異常なほどの執念を燃やしており、離職率が高い企業や労働時間が長すぎる企業はシステムから完全に弾かれている。また、ITエンジニアなどの専門職へのキャリアチェンジ支援(学習サポート)にも非常に強いので、「今の仕事とは全く違う未経験職種に挑戦して、人生をイチからやり直したい」と考えているなら、UZUZに相談してみると全く新しい道が開けるかもしれない。

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よくある質問(Q&A)

最後に、新卒1年目で仕事を辞めたい人がよく抱える疑問や不安に、スバっと答えておこう。

Q. 新卒1年目で辞めたら次の仕事は見つかりますか?

【結論】余裕で見つかる。ただし、戦略を間違えなければ、の話だ。
先ほども言った通り、現代の日本は深刻な人手不足であり、「第二新卒」は貴重な若手枠として企業からの需要が非常に高い。「1年目で辞めたら人生終わり」「どこにも雇ってもらえない」なんていうのは、社員を縛り付けておきたいブラック企業が流す嘘か、昭和の化石みたいな価値観だ。ただし、何の準備や対策もなく丸腰で面接に挑めば当然苦戦する。だからこそ、第二新卒に特化したプロのエージェントを活用して、客観的な視点でしっかりと対策を練ることが不可欠なんだ。

Q. 辞めたいけど上司に言い出せません。怒られそうで怖いです。どうすればいいですか?

【結論】退職は労働者の法的な権利だ。どうしても無理なら退職代行を使え。
民法上、退職の意思を伝えてから2週間経過すれば、会社の許可がなくても自動的に辞めることができる。上司が怒鳴ろうが、「お前が辞めたら損害賠償を請求するぞ」などと脅して引き止めようが、法的には全く関係ない。とはいえ、日頃からパワハラをしてくるような上司が相手で、「辞める」の一言すら言い出せないくらい精神的に追い詰められているなら、数万円払ってでも退職代行サービスを使うべきだ。退職代行を使えば、明日から一切会社に行くことなく、上司と直接話すこともなく退職できる。あなたのメンタルを守るための必要経費だと割り切って頼ってしまえ。

Q. スキルが全くないのですが、未経験の業界・職種でも転職できますか?

【結論】20代前半なら、スキルゼロの未経験でも全く問題なく転職できる。
中途採用において、企業が第二新卒の若手に求めているのは「即戦力としての完成されたスキル」ではなく、「成長意欲」や「ポテンシャル」、そして「自社のカルチャーへの適応力」だ。逆に言うと、未経験の業界にポテンシャルだけで挑戦できるのは20代の若いうちだけだと思った方がいい。年齢を重ねて30代に近づけば近づくほど、未経験への転職はハードルが絶望的に跳ね上がる。スキルがないからと不安がって今の会社にすがりつくのではなく、若さという最大の武器がある今のうちに、本当にやりたい仕事や将来性のある業界へ思い切って舵を切るべきだ。

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