バビロンのキャリアブログ

人事採用担当の目線から、働き方・転職・生活に役立つ情報を発信していきます。

20代転職でブラック企業を見分ける方法【騙されるな】

「今の会社、もしかしてブラックかも……。でも次の会社もブラックだったらどうしよう」と日々胃を痛めながら悩んでいる20代のあなたへ。

結論から申し上げますと、ブラック企業を見分ける方法は確実にあります。多くの若手の方が転職活動のやり方を間違え、十分な情報を持たないまま無防備に戦場へ赴き、また同じような過酷な環境へ自ら足を踏み入れてしまっているのが残酷な現実です。

今回は、これまで数え切れないほどの転職希望者を見てきた私が、20代が転職活動においてブラック企業に騙されないための具体的な見分け方と、確実にホワイト企業へ転職するための戦略を徹底的に解説します。この記事を最後までお読みいただければ、二度と企業に搾取される側の人間には戻らないはずです。ご自身の人生を取り戻す覚悟がある方は、ぜひこの先をお読みください。

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なぜ20代はブラック企業に捕まりやすいのか?残酷な現実

まずは現実から一切目を背けずにお聞きください。なぜ20代の転職者が、次から次へとブラック企業に吸い込まれていくのでしょうか。その根本的な理由は非常に単純です。「社会に対する知識不足」と「経験不足からくる自信のなさ」につけ込まれているのです。

20代は、良くも悪くも社会人経験が浅い傾向にあります。前職での異常な長時間労働やパワハラが横行する環境を、「社会とはこういうものだ」「自分の努力が足りないから怒られるのだ」と思い込まされているケースすらあります。そのため、求人票に並ぶ耳当たりの良い甘い言葉や、面接官の表面的な優しさに簡単に騙されてしまうのです。

「アットホームな職場で和気あいあいとしています!」「若手が中心となって活躍中!」「圧倒的な成長環境と大きな裁量権!」……これらの言葉を、まさかそのまま額面通りに受け取ってはいないでしょうか。実は、これらはブラック企業が求職者を集めるために好んで使う常套句、いわゆる「ブラック用語」の典型例なのです。

実際の意味合いを翻訳してみましょう。「アットホーム」は「公私の区別がなく、休日のバーベキュー参加を強制されるなどプライベートが侵害されやすい環境」、「若手が活躍」は「過酷な労働環境に耐えかねて中堅やベテランがすぐに辞めてしまうため、経験の浅い若手しか残っていない過酷な職場」、「裁量権が大きい」は「社内に教育制度やマニュアルが一切存在せず、新人に責任を丸投げする状況」の同義語であると疑ってかかることをおすすめします。

若さというものは強力な武器ですが、それゆえに悪意を持った企業からは絶好の搾取対象にもなりやすいのです。企業側からすれば、体力があり、文句を言わずに、最低限の給与で限界まで働いてくれる20代は、非常に都合の良い「使い捨てリソース」として扱われてしまうことがあります。この残酷な真実をまず心の底から理解していただくことが、ブラック企業を回避するための第一歩になります。

求人票から読み解く!危険な隠れブラック企業の見分け方

ここからは具体的な見分け方に入っていきます。まずは転職活動の入り口となる「求人票」のチェックポイントから解説いたします。ここで少しでも違和感を覚えたら、その企業は即座に候補から外していただいて構いません。あなたご自身の直感は、大概当たっているものです。

1. 常に求人を出している(要注意の通年採用)

ハローワークや転職サイトを数ヶ月観察していて、ずっと同じ企業の求人が「急募!」という文字とともに出たままになっていることはないでしょうか。それは事業が急成長しているからではありません。「常に人が辞め続けている」ことの何よりの証拠なのです。

本当に労働環境が良く、社員を大切にする会社なら、一度募集をかければ良い人材が集まり、そして長く定着します。そのため、頻繁に高い広告費を払ってまで求人を出す必要がないのです。通年採用をしている企業は、バケツの底に穴が空いているような状態であり、離職率が非常に高いと判断して間違いありません。

2. 給与の幅が非常に広い・「みなし残業」の表記が巧妙に隠されている

「月給20万円〜60万円」といったように、給与の幅が不自然に広い求人には細心の注意が必要です。大抵の場合、入社時には一番低い下限の金額からスタートし、何年働いてもなかなか上がることはありません。高い上限額は、あくまで一部のトッププレイヤーの成績か、達成困難なインセンティブを含んだ数字に過ぎないことが多いのです。

また、「みなし残業代(固定残業代)」が含まれている場合、それが「具体的に何時間分」で「いくら」なのかが明記されていない求人は大変危険です。基本給を極限まで低く設定し、残業代をうやむやにして無給で働かせる意図が隠れている可能性があります。グレーゾーン、あるいは法律的に問題のある手法で人件費を削ろうとする企業には、明るい未来はありません。

3. 精神論・ポエム・キラキラした抽象的な言葉が並んでいる

「夢」「情熱を燃やせ」「圧倒的成長」「感動を共有しよう」「世界を変える」……こういった熱狂的な精神論が求人票に踊っている企業は、非常に危険度が高いと言えます。

一般的な優良企業は、自社の具体的な事業内容、担当する仕事の詳細、そして充実した福利厚生や待遇で魅力を伝えます。具体的な数字や条件を出せず、精神論や耳当たりの良いポエムで惹きつけようとする企業は、待遇が不十分であることを「やりがい」という言葉でごまかそうとする「やりがい搾取」の典型的なパターンなのです。仕事はボランティアでもサークル活動でもありません。ご自身の労働力と時間を提供し、生活していくための対価を得る手段です。「やりがい」という抽象的な言葉に惑わされて、ご自身を安売りしないようにご注意ください。

面接時に確認しておきたい!ブラック企業を見抜くポイント

書類選考を見事通過し、面接に進んだとしても、決して油断は禁物です。面接とは、企業があなたを一方的に審査して選ぶ場ではありません。あなたがその企業に今後のキャリアを預ける価値があるかどうかを、しっかりと「見極める」場でもあるのです。

1. 面接官の態度が横柄、または不自然なほどフレンドリー

面接官の態度は、その会社の日常的な社風をそのまま体現しています。最初から高圧的で横柄な面接官が出てきたり、こちらの話を聞かずに一方的に説教をしてくるような場合は、入社後も同じような対応を受ける可能性が高いと考えられます。

逆に、初対面であるにもかかわらず不自然なほどフレンドリーで馴れ馴れしく、タメ口で話しかけてくる場合も要注意です。これは「アットホーム」を装って、プロフェッショナルとしての境界線を容易に踏み越えてくるタイプの企業である可能性が高いからです。「フランクな社風」と「礼儀を欠いた馴れ合い」は似て非なるものです。

2. オフィスの雰囲気が暗い・整理整頓されておらず殺伐としている

面接のためにオフィスを訪れた際、すれ違う社員の方々の表情や様子を観察してみてください。表情が暗く疲れていないか、挨拶は返ってくるか、オフィスのデスクの上やゴミ箱周りがひどく散らかっていないかなどを確認しましょう。

日々の過酷な業務に追われ、精神的にも物理的にも余裕のない企業は、社内の雰囲気が重く殺伐としており、環境整備や清掃にまで手が回っていないことが多いです。水回りが汚いオフィスは、働く環境を整える余裕すら失われているサインかもしれません。

3. 逆質問に対する回答を濁す・嫌な顔をする

面接の最後には、必ずと言っていいほど「何か質問はありますか?」と逆質問の機会が与えられます。ここで、有給消化率の実態や平均残業時間、明確な評価制度について、あえて具体的に質問してみることをおすすめします。

これに対して「部署や人によりますね」「その時の繁忙期の状況次第でしょうか」「ウチは実力主義ですから」などと言葉を濁したり、待遇面について質問された途端に不機嫌な態度になる企業には注意が必要です。事実を伝えれば辞退されると分かっているため、明確に答えられない可能性があります。誠実な企業であれば、ネガティブな情報であっても包み隠さず真摯に答えてくれます。

自力で隠れブラック企業を見抜くのは限界があるという事実

ここまで、求人票と面接における具体的な見分け方を詳しく解説してきました。しかし、現実問題として、表面的な求人票の情報や、たった数十分・数回の面接だけで、ブラック企業を100%完璧に見抜くのは至難の業です。

なぜなら、企業側も採用活動には慣れているからです。深刻な人手不足の中、企業も必死に人材を確保しようとしています。面接の時だけは外面を良くして、入社して雇用契約を結んだ瞬間に手のひらを返して実態を現す「隠れブラック企業」は、残念ながら数多く存在します。

では、一体どうすればこのような巧妙なケースを回避できるのでしょうか。結論から申し上げますと、内部事情に精通している「プロの力」を借りるのが、最も安全かつ確実な最短ルートです。転職エージェントは、企業の実際の離職率や、本当の残業時間、ハラスメントの有無、現場のリアルな社風などの「表にはなかなか出ない生の情報」を大量に蓄積しています。

特に、20代向けのサポートに特化し、求職者のキャリアを優先してブラック企業をしっかりと排除している優良エージェントを利用することが、ご自身の身を守る最大の盾になります。今回は、数あるエージェントの中から、自信を持っておすすめできる厳選した2社をご紹介します。ぜひ、十分な情報を持たないまま、一人で転職活動を進めるようなリスクの高いことは避けてください。

20代をブラック企業から守る優良エージェント

第二新卒エージェントneo

ブラック企業を回避し、キャリアを立て直したいと願う20代の方に、まずおすすめしたいのが「第二新卒エージェントneo」です。

このエージェントの最大の強みであり、他社と一線を画している点は、「ブラック企業を徹底的に排除している」というスタンスにあります。社会保険が完備されていない、離職率が著しく高い、若手を育てるための教育環境や研修制度がないといった、いわゆるブラック企業は、独自の厳しい審査基準によって最初から紹介企業のリストから除外されているのです。

さらに、担当となるキャリアアドバイザーのサポートが非常に手厚いことでも業界内で知られています。一人あたり平均8時間以上ものサポート時間をかけ、これまでの経歴や適性の丁寧なヒアリングから、選考を通過するための書類添削、企業ごとの傾向に合わせた模擬面接対策まで、文字通り二人三脚で伴走してくれます。

20代で、初めての転職活動で右も左もわからない状態であっても、アドバイザーがしっかりとゴールまで導いてくれるため安心です。実際、多くの20代がこのサービスを利用して、長時間労働やパワハラが横行するようなブラック企業から見事に抜け出し、ワークライフバランスの整ったホワイト企業への転職を成功させています。

求人票の文字情報だけではわからない「職場のリアルな雰囲気」や「実際の残業時間」まで事前に教えてくれるため、入社後のミスマッチを極力防ぐことができます。今の職場の環境に少しでも疑問や苦痛を感じているなら、心身に不調をきたす前に、まずは無料で相談してみることをおすすめします。

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UZUZ(ウズウズ)

次におすすめしたいのが、20代の既卒・第二新卒、そして理系やITエンジニア転職に強みを持つ「UZUZ(ウズウズ)」です。

こちらもまた、ブラック企業排除へのこだわりが徹底されているエージェントです。独自の厳しい基準を設け、その基準を満たさない労働環境に課題のある企業とは「そもそも提携しない」という確固たるスタンスを貫いています。紹介される求人は、すべてその厳しい審査を通過した「優良企業」のみだと信頼してよいでしょう。

UZUZのもう一つの大きな特徴は、在籍しているキャリアカウンセラーの「全員」が、元既卒や第二新卒であるという点です。つまり、彼ら自身がかつて就活でつまずいたり、短期離職を経験したりといった苦労を味わい、そこからキャリアを築き直してきた当事者なのです。

だからこそ、求職者が抱える特有の不安や悩みに、表面的な言葉ではなく真摯に寄り添い、単なる求人紹介にとどまらないキャリア全体を見据えた相談に親身に乗ってくれます。機械的なマッチングではなく、温かみのあるサポートを受けられるのが最大の魅力です。

また、需要が大きく高まっているIT業界への転職サポートにも非常に長けています。文系・未経験からでもプロのエンジニアを目指せる独自の充実した研修カリキュラムも無料で用意されており、ブラック企業を避けつつ、将来性のあるIT業界で一生モノの「手に職」をつけたいと考えている20代の方にとっては、非常に心強いパートナーになるはずです。迷われているのであれば、まずは一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。

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まとめ:ブラック企業に搾取されるだけの状況から抜け出しましょう

最後にもう一度お伝えさせてください。ブラック企業でどれだけ歯を食いしばって耐え忍んでも、ご自身の未来が好転する可能性は極めて低いです。心身の健康を損ない、貴重な20代という時間を消費し、転職市場での価値をすり減らしてしまうことになりかねません。

「とりあえず石の上にも3年は働け」「ここで逃げたらどこに行っても通用しないぞ」といった言葉は、社員を安く使い続けたい企業側の都合の良い言葉に過ぎない場合が多いです。今の職場がブラック企業だと少しでも気づいたら、一日でも早く環境を変える決断をすることが最善の選択と言えます。

幸いなことに、今は人材不足の時代です。将来有望な20代の若手を強く求めている優良なホワイト企業は、世の中にたくさん存在します。あなたには、まだ十分な可能性が残されているのです。

今回解説した見分け方を実践し、そして何より、ブラック企業をしっかりと排除してくれるプロの転職エージェントをフル活用してみてください。ご自身の身はご自身で守り、より良いキャリアを自らの手で切り拓いていただければと思います。あなたが現状を打破し、安心できる環境でご自分らしく働けるようになることを、心から応援しております。

Q&A:20代のブラック企業転職に関するよくある質問

Q1. 入社してまだ1ヶ月ですが、すでにブラック企業のように感じます。すぐに辞めても次の転職活動に響きませんか?

【結論】書類選考に響くリスクよりも、ブラック企業で心身を壊すリスクの方がはるかに高いと言えます。早めに転職活動を始めることをおすすめします。
1ヶ月という短期間での早期離職は、確かに書類選考の段階で「忍耐力がないのでは」と懸念される可能性はゼロではありません。しかし、無理をして体調を崩してしまい、長期間働けなくなってしまうよりは、はるかに良い選択です。面接の場で「入社前に聞いていた労働条件や説明と実態が著しく異なっていたため、早期に軌道修正を図る決断をした」と論理的かつ前向きに説明できれば、理解を示してくれる優良企業は多くあります。第二新卒という枠組みが使えるうちに、早めの行動を検討してみてください。

Q2. ハローワークの求人はブラック企業が多いというのは本当ですか?

【結論】一部事実と言えます。無料で求人を掲載できるため、採用コストを極端に削減しようとする企業が紛れ込みやすい傾向にあります。
ハローワークという公的な機関自体が悪いわけでは決してありません。しかし、掲載基準が比較的緩く、企業側は無料で求人を出すことができます。そのため、「とりあえず人手が欲しいから、条件は二の次で採用したい」と考える企業が混ざりやすいのも事実です。もちろん、中には優良な地元企業も存在しますが、それを求職者ご自身が求人票だけで見分けるのは非常に困難です。安全な転職を目指すなら、企業側が費用を払ってでも「良い人材を採用し、大切に育てたい」と考えている転職エージェントの非公開求人を活用するのが確実な方法です。

Q3. 「みなし残業代」が含まれている求人は、すべてブラック企業と認定していいですか?

【結論】すべてがブラックとは限りませんが、詳細が不明瞭な場合は注意が必要です。
みなし残業(固定残業)制度そのものは、法律で認められた制度であり、これを取り入れている優良企業もあります。確認すべきは、その運用方法です。「固定残業代40時間分(〇〇円)を基本給に含む。超過分は別途全額支給する」と明確に記載されており、実際に超過分が適切に支払われているなら問題ありません。しかし、「基本給にみなし残業代を含む(何時間分かの記載が一切なし)」であったり、いくら残業しても超過分が支払われないような企業は、法的に問題がある可能性が高いです。面接の場で詳細な計算方法や超過分の支給実績を確認し、言葉を濁されたり不自然な対応をされたりするようなら、辞退を検討されることをおすすめします。

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